半夏生(はんげしょう)とは?育て方は?白くならない理由は?

半夏生(はんげしょう)は、花の開花時期に葉の一部が白くなることで有名な水草です。湿地栽培やビオトープでの育成に向いていますが、アクアリウム水槽で沈水させて育成することも可能です。水中ではやや小ぶりに成長するため、水上葉とは違った魅力が楽しめますよ。

今回は、半夏生の特徴や増やし方・管理のコツなどについてご紹介します。

半夏生ってどんな草?白くならない理由は?

半夏生半夏生はドクダミ科に属する植物の一種で、日本をはじめ、中国(ちゅうごく)やフィリピンなど東アジアの湿地に生息しています。草体の高さは50~100cm程度で、7月頃に花が咲き、花の下に発生した葉の3分の2ほどが白く変化することが特徴です。夏至から11日過ぎた時期を半夏生と呼びますが、この時期に花を咲かせることが和名の由来になりました。また、葉っぱが色づくことを化粧に例え、「半化粧」の字も当てられています。水辺や湿地で栽培されることが多いですが、アクアリウム水槽やビオトープでの育成にも向いています。

水中では長さが10cmほどと小型に成長しますので、小型水槽のレイアウトにもおすすめですが、水中では葉が白く色づけることはありませんので注意してくださいね。

半夏生の育て方はむずかしい?

半夏生は水上葉で流通していることが多いため、水中で育成するためには草体を水中化させる必要があります。最初はこの作業を難しく感じるかもしれません。

水中化の主な手順
  1. 水上で育った草体を節ごとにカットし、水槽の底床へ植えます
  2. 新しい葉が3枚ほど発生したら、再度カットして底床へ植え直します

水中で発生する半夏生の葉は、かなり小型でかわいらしい印象です。また、強い光量と二酸化炭素(Co2)の添加をしながら育成することが望ましいです。

半夏生の増やし方のコツは?

半夏生は、さし芽と取り木によって増やすことが可能です。

さし芽の手順

  1. 根付かせた草体の、茎の真ん中のあたりを切ります
  2. 切った茎を埋め込みます(根付くようになります)
  3. 母体となった茎からも脇芽が出ますので、そのまま育成してください
  4. 埋め込んだ草体が伸びたら、1~3の手順を繰り返します

取り木の手順

  1. 根付かせた草体の茎を横に寝かせます
  2. 石などを用いて茎先部分を軽めに固定します
  3. 茎の節から根と新芽が発生しますので、新芽が5cm程度伸びたらカットして植え直します

上記のほかに、株分けによって増やすことも可能です。

半夏生のトリミングの仕方は?

半夏生のトリミングは、全体のレイアウトのバランスをみて適宜行いましょう。また、半夏生は常時5、6枚の葉をつけることが多いのですが、下の葉が枯れやすい傾向があります。枯れた部分や変色した部分を見つけたら、カットして除去しましょう。

半夏生を購入するときの選び方は?

半夏生を購入する際は、葉に虫食いや枯れた部分がないか、茎の部分がしっかりしているかなどをチェックします。半夏生は熱帯魚ショップよりも園芸店などで販売されていることが多いです。自生もしていますが、年々減少しているため、絶滅危惧種に指定している地域もありますので注意が必要です。

半夏生に適した水温や水質は?

半夏生に適した水温や水質は?半夏生に適した水温は20度~28度といわれていますが、寒さには強い傾向があります。冬の間は枯れることもありますが、根茎で越冬することが可能です。また、水質については弱酸性~弱アルカリ性の中硬水の環境を好みます。

半夏生の水質浄化効果は?

半夏生は、水中のリンや窒素などを吸収する効果が高いため、浮島(うきじま)型の水質浄化装置などで使用されています。そのような装置では湿生植物として利用されているため、沈水状態で同様の効果があるかどうかは未知数な部分もあります。しかし飼育水の悪化を防ぐなど、水質のコントロール役として少なからず活躍してくれるといえるでしょう。

半夏生が枯れる・溶ける場合に考えられる原因と対処法

半夏生が枯れる・溶ける場合に考えられる原因と対処法半夏生が枯れた場合は、まず光量や水温・水質など育成環境が合っていないことが考えられます。半夏生に適した光量は20W2~3本といわれていますので、照明の状態をチェックし、光量が不足していないか確認しましょう。水温や水質についても半夏生に適した範囲に保たれているかチェックし、必要に応じて調整しましょう。また、下の方に生えた葉が枯れやすい傾向にあるため、トリミングを行うなど定期的にお手入れすることも重要です。

半夏生と相性のよい魚・悪い魚は?

相性のよい魚

半夏生と相性のよい魚について、ビオトープの場合はまずメダカが挙げられます。安価で入手しやすく、丈夫なため初心者の方でも飼いやすい魚です。水質の悪化に強いアカヒレなどの魚もおすすめです。アクアリウム水槽の場合は、グッピーなど上層部を遊泳する魚との同居に向いています。水槽の大きさにもよりますが、半夏生は小型に成長するため、彼らの遊泳ゾーンを妨げる心配も少ないでしょう。また、コケ取り対策にミナミヌマエビなどのエビ類と同居させるのもおすすめです。

相性の悪い魚は?

半夏生と相性の悪い魚は、バンブルビーなどの汽水魚や、クマノミなどの海水魚です。水草は塩分を含んだ水では育成できませんので、それぞれ別の水槽で飼育しましょう。淡水魚であっても、ディスカスなどの大型魚は動きが激しく、水草のレイアウトに影響が出やすいです。これらの魚は食べ残しや排せつ物も多いため、水草との同居には向いていないといわれています。また、ジュルパリやコリドラスなど、底砂を掘り起こす魚との相性もよくないといわれています。

半夏生の魅力とは

半夏生半夏生は、名前の通り和の趣きが感じられる水草です。水中では葉の色づきを見ることはできませんが、明るいグリーンの草体で水槽を彩ってくれます。ぜひ育て方のコツを参考にして、ビオトープやアクアリウムに取り入れてみてくださいね。





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