カキツバタの育て方:植え方や株分けの方法は?

カキツバタは、「伊勢物語」の在平業平による和歌や、尾形光琳による「燕子花図屏風」など、古くから日本人に親しまれてきました。園芸用の植物としても有名で、主に湿地や庭池などで栽培されてきました。丈夫で育てやすいため、現在ではビオトープ用の水草としても人気があります。

今回は、そんなカキツバタの特徴や育て方や株分けのコツなどについてご紹介します。

カキツバタってどんな草?

カキツバタカキツバタは、アヤメ科に属する水草の一種。日本国内の日当たりが良い水辺や湿地などに群生する抽水性植物です。草体の長さは80cm程度で、剣状で広線形の葉をつけ、5月~6月頃に青紫色の花を咲かせます。花菖蒲やアヤメに似ていますが、水中から生え、葉に白い筋がなく葉幅があるのがカキツバタです。また、花びらに白い筋が入っているのもカキツバタの特徴の一つです。栽培については、沈水植物ではないため、アクアリウム水槽ではなく屋外のビオトープや庭池などでの育成に向いています。

カキツバタの育て方はむずかしい?

カキツバタの育成難度は低めといっていいでしょう。ビオトープや庭池の水辺に植え、5cm~10cm程度の抽水状態をキープして育成すれば丈夫に育ってくれるようです。日当たりを好むので、土が乾燥しないよう注意して日光を当てましょう。鉢植えにしたい場合は腰水栽培をおすすめします。

カキツバタの増やし方、株分けのコツは?

カキツバタは、株分けによって増やすことができます。

株分けの手順
  1. 増やしたい草体の株を引き抜きます。
  2. 根を分けます(それぞれ2、3芽がつくようにします)
  3. 葉を半分程度に切り詰めます
  4. それぞれの株を植え直します

なお、カキツバタの株分けは開花直後の5月・6月頃に行うのが望ましいといわれています。

トリミングの仕方は?

カキツバタは特にトリミングを行う必要はなく、枯れた葉を取り除いたり、花がらを切ったりする程度のお手入れで差し支えありません。特に開花後は、葉をカットすると株が弱る傾向がありますので注意しましょう。

カキツバタを購入するときの選び方は?

カキツバタを購入する際は、草体が弱々しくないか、発色状態が良いか、葉に枯れている、変色している箇所がないかをチェックします。また、ポット販売の苗は根詰まりしていることもありますので、購入後はなるべく早く植え替えましょう。

名前:カキツバタ

税込価格:972円

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カキツバタに適した水温や水質は?

カキツバタに適した水温や水質は?カキツバタに適した水温は20度~28度といわれていますが、寒さに強いので水が凍ってもかまわないといわれています。夏場は水温が上昇し過ぎないよう注意しましょう。水質については、弱酸性~弱アルカリ性の軟水~中硬水が適しています。

カキツバタの水質浄化効果は?

ある自治体の保健環境科学研究所が行った水質浄化に適する植物の研究によると、カキツバタの水質浄化能力はやや劣るが、配置方法などを検討すれば利用は可能な植物であるという結果が出ています。このためカキツバタの水質浄化作用については、跳びぬけて高い効果は望めないものの、一定の作用はあると捉えておいた方がいいかもしれません。

カキツバタが枯れたり溶ける場合に考えられる原因と対処法

カキツバタが枯れたり、葉の色が悪くなったりした場合は、まず根詰まりを疑ってみましょう。特に鉢植えの場合は、根が増え過ぎて根詰まりが起こりやすくなります。成長の状態を観察して、早めに植え替えを行いましょう。植え替えの際は、根についた土を全部落とさず、1サイズ大きめの鉢に植え替えるのがポイントです。また、高温で雨量が少ない夏には、ズイムシというメイガの幼虫が茎の中に入りやすくなりますので、駆除剤や防虫ネットなどで対処しましょう。

カキツバタと相性のよい魚・悪い魚は?

相性のよい魚

カキツバタと相性がよいのは、メダカやアカヒレなど、ビオトープでの飼育に適している魚です。小型で水質変化にも強いため、育てやすいというメリットもあります。ドジョウやミナミヌマエビなども、ビオトープに向いている生体だといわれています。タニシやカワニナなどの貝類についても、水質浄化やコケ対策に役立ちます。また、飼育環境にもよりますが、金魚や和金・タナゴなど、メダカより少し大きめの魚と一緒に育てることも可能です。

相性の悪い魚は?

カキツバタと相性の悪い魚は、アクアリウム水槽での飼育が適しているグッピーやエンゼルフィッシュなどの魚です。残念ながら、ビオトープでの飼育に向かない魚とは総じて相性がよくないといえます。また、アーチャーフィッシュなどの汽水魚やクマノミのような海水魚も、水質が合わないため一緒に育てることはできません。ビオトープ向けの生体であっても、高温に弱いヤマトヌマエビなどは屋外での飼育に向いていませんので注意しましょう。

カキツバタの魅力とは?

カキツバタ古くから日本になじみのあるカキツバタですが、今や改良品種が進み、さまざまな種類が流通しています。花の色や模様にもバリエーションがあり、お好みの品種を選ぶのも楽しみのひとつです。ぜひ育て方のコツを参考にして、カキツバタを育成してみてくださいね。





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