ヌマガレイの飼育方法は?どこで販売されているの?寿命はどのくらい?

ヌマガレイは、川などの淡水域にも侵入する珍しいカレイです。ほかのカレイと違って、左側に目があるのも特徴のひとつ。淡水でも生息は可能といわれていますが、長期飼育には塩分を含んだ水の方が望ましいです。飼い方にはコツが必要ですが、大きく成長し、長く生きてくれる可能性を秘めていますよ。

今回は、そんなヌマガレイの飼育方法や、飼い方のコツなどについてご紹介します。

ヌマガレイはどんな魚?寿命は?


ヌマガレイはカレイの一種で、背ヒレと尻ヒレに黒いボーダー模様を有しているのが特徴的です。最大で40cmほどまで成長し、寿命は20年ほどといわれています。

左側に目を有しているのもヌマガレイならでは(個体によっては逆の場合もあります)。汽水域だけでなく、河川や沼などの淡水域にも侵入することで知られています。

生息地は日本海(にほんかい)、太平洋(たいへいよう)の北東部、ベーリング海など。日本では、島根県(しまねけん)中海や千葉県(ちばけん)九十九里(くじゅうくり)以北などに分布しています。

ヌマガレイの飼育はやや難しい

ヌマガレイは、ショップによっては淡水で管理されていることもありますが、長期の飼育には塩分を含む水を使用する方が望ましいといわれています。一般的な熱帯魚とは異なる環境を整える必要があるので、少々コツが要るかもしれません。

ヌマガレイはどこで販売されてるの?選び方のポイントは?

ヌマガレイは、熱帯魚ショップやインターネットショップなどで購入することができます。また、川や海で釣るという入手方法もあります。身が固く、盛り上がっている個体を選ぶのが良いです。ショップによっては、小型・中型などとサイズ分けして販売されている場合もあります。

適した水槽の大きさは?

適した水槽の大きさは?ヌマガレイは、成長すると最大で40cmほどの大きさになりますので、60cm以上のものが推奨されています。塩分を含む管理下では、淡水での管理に比べてバクテリアが繁殖しにくく、ろ過が十分な行われないこともあるので、余裕ある水量で飼育するのが望ましいでしょう。また、幼魚の場合は、確実に餌を食べさせるために小型のケースで隔離する方法もああります。

ヌマガレイの飼育に必要なアイテム

水槽のほかに、次のような道具を準備しましょう。

水槽設備に関する道具
  • 水槽台など
  • 照明
  • 砂(潜る性質があるため、細かい砂が望ましい)
  • フィルター
  • ヒーター、クーラー・冷却ファン
  • 水質調整剤・カルキ抜き
  • エアーポンプ、電源タイマー など
塩分管理に関する道具
  • 人工海水
  • 比重計
  • pH測定紙
  • pH調整剤
そのほか必要なグッズ
  • 熱帯魚用網
  • ピンセット、バケツ

ポイントとなるのは、塩分管理に関する道具です。最近では、海水魚・汽水魚の飼育セットも販売されていますので、参考にしてみてください。

水槽の立ち上げ方

  1. 水槽器具を備え付けた水槽に、あらかじめカルキ抜きをした水を入れます。
  2. 人工海水の素を加えていきます。ヌマガレイは5分の1ほどの塩分濃度が適しているといわれていますので、比重計で測りながら調整してください。
  3. ろ過フィルターで水を循環させ、数週間ほどろ過作業を行いましょう。塩分を含んだ水槽ではバクテリアの繁殖に時間がかかるため、長めの期間を設けます。

また、上記の作業を見込んだうえで個体を購入するようにしましょう。

適した水温や水質は?水合わせの手順は?

ヌマガレイは、入手元においては淡水で管理されていることもありますので、水合わせは慎重に行うのが望ましいといえます。事前に入手元の水質を確認しておくのもいいでしょう。

水温については、20度~28度くらいが適温です。しかし個体によっては、26度程度でも体調を崩したケースが見られますので、23、24度ほどを目安に管理するのが望ましいです。特に、夏の水温調節には十分気をつけましょう。水質については、弱酸性が適しています。

餌の量や与える頻度は?

ヌマガレイは、成長に従って餌が変化します。総じて生き餌を好みますが、幼魚のときはアカムシ・ミジンコなど、大きくなるとミミズ・エビなどを好む傾向があります。最大サイズに成長すると餌用金魚やメダカも食べるといわれていますので、成長をみながら必要な餌を与えてください。餌は新鮮なものを選び、毎日与えてあげましょう。

水変えの時期と方法は?

水換えについては、2週間に一度ほど、水槽の3分の1程度の水を換えることが目安のです。方法については、以下の手順を参考にしてください。

  1. あらかじめ塩分を含んだ水を作っておきます。
  2. 水槽の水を抜きます。
  3. 新しい水を補充します。

新しい水を補充する際は底砂が掘れることが多いので、水を手で受けるなどの工夫をしましょう。

ヌマガレイを飼育する上での注意点。病気は?

ヌマガレイを飼育する上での注意点。病気は?ヌマガレイは、白点病、穴あき病によくかかるので注意してください。

白点病の防止法

白点病は水温調節不足が原因となりやすいので、日頃から適度な水温に保つようにしましょう。白点病にかかってしまったら、グリーンFクリアなどで薬浴させてください。

穴あき病の予防法

穴あき病は、水質悪化や免疫力低下、酸化した餌などが原因となりやすいので、水換えを定期的に行い、水質を安定させるよう心がけてください。穴あき病を確認したら、グリーンFゴールド顆粒などで薬浴させましょう。

混泳の注意点

混泳に関しては、小さい魚を餌と間違えて食すことも考えられるので、単体で飼うか、水槽を区切って飼うのが望ましいです。

餌を食べない原因と対策法

ヌマガレイが餌を食べなくなったら、まず塩分濃度をチェックし、必要であれば調整しましょう。水温についても、適温に保たれているか確認してみてください。水槽の電気を消してみるなどの対応も効果があります。これらの対策を行って、様子をみながら根気よく与えることが望ましいといわれています。

また、水質浄化栄養細菌(PSB)が入ったものを与えて、エラから栄養を補給させるという方法もありますので試してみてください。

ヌマガレイを飼育する魅力とは

ヌマカレイ汽水・淡水に侵入する不思議な魚・ヌマガレイ。飼育には特有の方法を必要としますが、人懐っこく餌をねだるかわいらしい一面もみせてくれますよ。この機会に飼い方のコツを覚えて、ヌマガレイに挑戦してみてくださいね。





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