水槽に現れる貝の種類は?発生の原因や駆除方法は?

アクアリウムを管理していると、飼った覚えのない小さな貝(スネール)が発生していることがあります。放置すると大量に増殖し、駆除のために水槽のリセットが必要になることもあるため、あらかじめ適切な対処方法を把握しておきましょう。

今回は、水槽に現れる貝について、現れる理由や貝の種類・予防方法などについてご紹介します。

飼った覚えがない貝が現れる原因

飼った覚えがない貝が現れる原因水槽に身に覚えのない貝が発生する理由で最も多いのが、水草にもともと付着していたというケースです。これらの貝は、川などで採取した水草だけでなく、熱帯魚ショップやホームセンターなどで購入した水草にも付着していることがあります。店で水草の状態をチェックしても、卵や稚貝など肉眼で確認できない形状で混入していることもあるため、知らずに水槽内に持ち込んでしまう場合が多いといわれています。

水槽によく現れる貝の種類は?

水槽によく現れる貝には、次のような種類があります。

1.サカマキガイ

サカマキガイは淡水性の巻貝の一種で、北米(ほくべい)やヨーロッパを原産地とし、日本にも自生している貝類です。大きさは最大で10mmで、他の巻貝とは逆の左巻きであることが特徴です。雌雄同体で2匹から繁殖し、1匹でも自家受精によって繁殖が可能なため、増殖力が非常に強いことで有名です。また、卵がゼラチンのような形状をしているのもサカマキガイの特徴の一つです。

2.ヒラマキガイ

ヒラマキガイは淡水性の巻貝の一種で、世界各地の池や湖、河川などの淡水域に生息しています。大きさは種類によって異なり、数mmから10mm前後の種類や、最大で40mm程度に成長する種類もあります。平たい形状で、とぐろを巻いたような貝殻が特徴的です。また、雌雄同体で2匹から増殖し、自家受精も可能なため繁殖力が強いという性質を持っています。

3.モノアライガイ

モノアライガイは淡水性の巻貝の一種で、よどみのある川や水田、沼などに生息しています。大きさは20mm前後で、サカマキガイによく似ていますが、殻が右巻きなのがモノアライガイの特徴です。雌雄同体で繁殖力も強く、ゼラチンのような袋に入った卵を水草などに産卵する習性を持っています。

4.カワコザラガイ

カワコザライガイは、笠貝型をした淡水性貝類の一種で、国内の川や用水路などに生息しています。大きさは2mm~3mm程度とごく小型で、水槽のガラス面などに付着すると貝殻が透けて見えるのが特徴的です。繁殖力が強く、ガラス面だけでなく水草や底砂の中など、水槽内のあらゆる場所に発生する貝といわれています。

水槽に現れる貝は有害?無害?放置してもいいの?

水槽に現れる甲斐は有害?無害?放置してもいいの?水槽に発生する貝類は、魚などの生体に害を与えることは少ないといわれています。むしろ、コケや生体の餌の食べ残し・排せつ物などを食べる習性があるため、水質浄化のサポートをしてくれるというメリットがあります。しかし、思いのほか大量に増殖することが多いため、放置するとガラス面や水草などあらゆる場所に付着し、水槽内の景観を損ねる原因になります。また、弱った水草を食べる種類もあるため、どちらかというと厄介な存在として知られています。

水槽に貝を出現させない予防法は?

1.持ち込まないよう、事前に対策する

水槽に発生する貝類は、侵入経路のほとんどが水草です。水草を入手する際は、草体や根などに貝や卵などが混入していないかよく確認しましょう。レイアウトする前は水ですすぎ、しばらくバケツなどの別容器に移して貝がいないか様子を見ることも効果的といわれています。また、少々割高にはなりますが、貝類が混入しない組織培養の水草を購入するという方法もあります。

2.貝類が増えにくい水質・環境を維持する

水槽に現れる貝類は、弱アルカリ性の硬水を好むといわれています。このため、水質を弱酸性の軟水に保つと貝類の繁殖を抑えやすくなりますが、飼育する魚がその水質に適応できるか注意する必要があります。水質を弱酸性に調整するためには、底砂をソイルにする、ろ材にピートモスを入れる、市販の添加材を用いるなどの方法があります。酸性に傾き過ぎると生体に悪影響を及ぼしますので気を付けましょう。また、水の富栄養化も貝類が繁殖しやすい原因になるといわれています。生体の餌の食べ残しや排せつ物が蓄積しないよう、ろ過機能を安定させて飼育水の富栄養化を防ぐことも重要です。

水槽の貝の駆除方法は?

水槽の貝の駆除方法は?

1.手動で取り除く

ピンセットなどを用いて、貝や卵を一つ一つ取り除く方法です。見つけ次第除去すれば、繁殖を予防することにもつながります。ピンセットのほか、ホースなどで吸い上げる方法もあります。

2.貝類を食べる魚を導入する

アベニーパファーやクラウンローチ、トーマシーなど、貝類を食べる魚を導入する方法もあります。特にトーマシーは、繁殖した貝類の駆除におすすめです。ただし、エビなどを食す魚もいますので混泳には注意してください。また、貝類の卵を食べるオトシンクルスやサイアミーズフライングフォックスなどを投入する方法もあります。

3.市販の駆除グッズや駆除剤を利用する

貝キャッチャーや誘引グッズ・駆除剤など、市販の製品を用いて駆除する方法もあります。薬剤を用いる場合は、魚や水草が影響を受けることがありますので注意して使用してください。

4.水槽をリセットする

貝類が増殖しすぎて駆除が追い付かない場合、最終手段として水槽をリセットする方法もあります。水槽のリセットは水槽水を全て入れ替える大がかりな作業になりますので、できるだけ予防や小まめな駆除による対策を行うことをおすすめします。

まとめ

サカマキガイなどの貝類は、いつの間にか水槽内に侵入している油断ならない存在です。生体に害がなくても繁殖し過ぎないよう注意したいものです。日頃から予防対策を行い、発見したら小まめに取り除いて貝類の増殖を防ぎましょう。





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