水槽の酸素が不足するとどうなるの?濃度は?供給する方法は?

アクアリウムを楽しむためには、水槽内の酸素について理解しておくことも必要です。水中の酸素は、生体やバクテリアの生存などにかかわる重要な役割を担っているため、不足すると飼育環境に悪影響を及ぼすこともあります。

今回は、水槽の酸素の必要性や酸素不足になった場合の影響、酸素不足を回避する方法などについてご紹介します。

水槽の酸素はなぜ必要?

水槽の酸素はなぜ必要?

魚やバクテリアの生息に必要なため

多くの魚は、水に溶け込んだ酸素をエラで取り込んで呼吸をしています。また、バクテリアも酸素をエネルギー源に活動しています。水中の酸素が減るとこれらの生体が酸欠などの症状を引き起こす恐れがあるため、水槽内の酸素が常に存在する状態にしておく必要があります。

水草も酸素を消費するため

水草は光合成によって酸素を水槽内に供給していますが、夜間は光合成を行わず、他の生体と同様に酸素を消費しています。水草の育成には二酸化炭素が必要というイメージがありますが、酸素も必要不可欠な存在です。

水槽の酸素が足りなくなる原因は?

生体の飼育数が多い

生体の飼育数が水槽のサイズに対して多すぎると、生体が消費する酸素量も多くなります。このため、過密飼育などを行っている場合は水中の酸素が減りやすくなります。

水温の上昇

酸素は水温が上昇すると空気中に逃げやすくなり、水中に溶け込みにくくなります。加えて、水温が上がると魚が活発になって呼吸数も増えるため、水中の酸素量が不足しやすくなります。

空気に触れにくい形の容器で飼育している

四角い形状の水槽ではなく、金魚鉢など開口部分が小さい容器を飼育に使用している場合は、水面が空気に触れにくくなるため水中に酸素が溶け込みにくくなります。

酸素が足りなくなるとどうなる?

酸素が足りなくなるとどうなる?

魚が酸欠を起こす

水中の酸素が不足すると、魚が呼吸することができなくなって酸欠を起こしやすくなります。

バクテリアが死滅する

酸素はバクテリアのエネルギー源にもなっているため、水槽内の酸素が足りなくなるとバクテリアが弱って死滅しやすくなります。

水質が悪化する

酸素不足によってバクテリアが死滅したり活動が弱まったりすると、水槽内のろ過のバランスが崩れて水質が悪化しやすくなります。また、バクテリアの死骸そのものが浮いて油膜の原因になることもあります。

酸素が足りなくなると現れるサインは?

魚が鼻上げをし始める

魚が水面で口をパクパクする「鼻上げ」行為が見られると、水槽の酸素が減っている恐れがあります。魚は水中の酸素が減るとエラ呼吸ができなくなり、水面から直接空気を取り入れようとするためです。

水面に油膜が張る

油膜には様々な発生原因がありますが、バクテリアの死骸が浮いて油膜ができることがあります。バクテリアの死滅は酸欠で起こることも多いため、水面に油膜が見られたら水槽内の酸素不足も疑いましょう。

朝になると生体の元気がない

夜間は生体・水草双方が酸素を消費するため、夜間から朝にかけて水槽内の酸素量が減りやすくなります。朝になると魚やエビなどの元気がなく、昼頃に活発に動くようなら夜間の酸素不足を疑いましょう。

水槽の酸欠を回避する方法は?酸素濃度を上げる方法は?

水槽の酸欠を防ぐためには、酸素濃度をあげるため、エアレーションを行い意識的に酸素を水槽内に送り込む必要があります。

エアーポンプを使用する

エアーポンプとはポンプを利用して水槽内に空気を供給するアイテムのことで、「ブクブク」ともいわれます。ポンプの先にエアーストーンなどを付けて空気の泡を起こし、酸素を水中に送り込みます。

インライン型アイテムを使用する

インライン型アイテムとは、外部フィルターの排水部分に取り付けるエアレーションアイテムのことです。エアーストーンを設置せずに水中に酸素を供給できるため、見た目に響かないというメリットがあります。

酸素を出す石を利用する

文字通り、水中で酸素を発生する石のことです。エアーポンプなどを使用せずに水中に酸素供給できるといわれていますが、1カ月ほどしか効果が持続せず、またエアーポンプほどの酸素供給力は望みにくいといわれています。

フィルターによるエアレーション

ろ過フィルターもエアレーションに有効といわれています。特に上部フィルターは給水・排水時ともに水が空気に触れるため、より多くの酸素を取り込むことが可能です。

エアレーションのほか、水換えを行うことも水中への酸素供給に効果的です。補充する水には新しい酸素が含まれており、また水換えの際には水の対流などが起こりやすくなるため、水中に酸素を供給することにも役立ちます。

エアレーションを付けても酸欠になる原因と対処法は?

エアレーションを付けても酸欠になる原因と対処法は?エアレーションを行っても魚やバクテリアが酸欠を引き起こす場合は、水槽内の水質が悪化している恐れがあります。特に、エアレーションアイテムから発生する水の泡が水中で消えにくい場合は飼育水が汚れている可能性が高いといわれています。酸素は水槽水が汚れていると溶け込みにくくなる傾向がありますので、エアレーションを行っているのに魚が鼻上げを行ったり油膜が発生する場合は、水質の悪化を疑い、水換えやろ過フィルターのメンテナンスなどを行って対処しましょう。

まとめ

水槽内の酸素は、魚やエビなどの生体だけでなく、バクテリアや水草にとっても欠かせない存在です。エアレーションには様々な種類がありますので、飼育環境に応じた方法を取り入れましょう。ここでご紹介した内容を参考にして、酸素不足のないアクアリウム環境をキープしてくださいね。





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