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フリソデエビの飼育方法:餌は何を食べる?生態は?どこで販売されてるの?

フリソデエビは、第2胸脚が発達し和服の振袖のように見えることからその名前がつけられた、非常に豪華な見た目をしたエビです。体色は警戒色であるとされていますが非常に鮮やかで、水槽内でも目立つ存在ですよ。水深1〜20メートルと深い場所に生息するため飼育にはいくつかのポイントがあります。

今回は、こちらのフリソデエビの飼育についてご紹介いたします。

フリソデエビとはどんなエビ?生態は?

フリソデエビフリソデエビはコエビ科目に属するエビの一種で海水域に生息する生物です。寿命は2〜3年で、成長すると5cm前後まで大きくなります。第2胸脚の不動指が葉状に大きく振り袖のように開くのが特徴です。

食性はヒトデを専食にしており、オニヒトデのような大型のヒトデまで捕食します。まれにウニなども食べますが、その変わった食性から餌の確保が課題になります。

フリソデエビの飼育は難しいの?

フリソデエビはヒトデを専門に捕食するエビですので、餌の調達に手間がかかります。さらには水深が深いところに生息することから水質の管理に十分に気をつけなければなりません。しかし、病気などにもかかりにくい丈夫なエビですので、水質になれれば飼育自体はしやすいですが、初心者向きではありません。

フリソデエビと混泳はできる?

フリソデエビはペアでの飼育もオススメのエビです。ペアで水槽に入れた場合は、ヒトデをペアで捕食する姿が観察することができます。また、ほかの魚との混泳も可能ですのでいろいろなパターンの混泳を楽しむことができますよ。

しかし肉食魚などと一緒に入れた場合、フリソデエビが食べられてしまう可能性があるので気をつけましょう。

フリソデエビはどこで販売されてるの?選び方のポイントは?

フリソデエビはネットショップなどで5,000円程から販売されていますが、海水魚の種類が豊富な店舗でないと扱っていることが少ないです。選び方のポイントは、フリソデのように広がっている第2脚がきれいな個体を選ぶようにしましょう。

名前:フリソデエビ(1匹)

税込価格:2,376円

販売サイトはこちら

フリソデエビに適した水槽の大きさは?

フリソデエビに適した水槽の大きさは?フリソデエビのみを飼育する場合には60cm水槽から飼育が可能です。海水魚水槽を立ち上げる際には、ある程度水量がないと水質を維持することが難しくなりますので、大きめの水槽を用意します。複数飼育する場合にはその数に応じたサイズの水槽を用意するようにします。海水をきれいに保つために上部フィルターなどの大きめのろ過装置をつけましょう。

フリソデエビの飼育に必要なアイテムは?

フリソデエビの飼育に必要なアイテムは下記の通りです。

水槽設置に必要な機材

  • 人工海水の元
  • 照明器具
  • ろ過装置
  • ヒーター等
  • 水質調整剤・カルキ抜き
  • エアレーション
  • ガラスブタ
  • 温度計

その他の道具

  • 魚用の網
  • ピンセット、バケツ
  • 掃除グッズ

砂底を敷く場合にはサンゴ砂がオススメです。ろ過作用のある砂はおススメです。

フリソデエビの飼育準備!水槽の立ち上げ方

水槽の立ち上げを完了してからフリソデエビを入手して水合わせをしましょう。

水槽の立ち上げ方
  1. 水道水にカルキ抜きを入れ、透明になるまで待ちます。人工海水の元を入れて海水を作ります。
  2. 水が泡立たないように静かに入れていきます。水が泡立ってしまうと水中内の汚れが舞ってしまいなかなか水質が安定しないのでやめましょう。
  3. ろ過装置起動、ヒーターをつけて水を循環させ、水槽内の水に酸素を含ませます。その状態で2ヶ月程おきましょう。
  4. 酸素が水槽内を循環することにより、バクテリアが発生しフィルターに定着したら水質が安定するので水槽の立ち上げが完了です。

水合わせの手順は?フリソデエビに適した水温・水質は?

フリソデエビに適した水温は24℃前後です。30℃以上の水温には適応できませんので注意しましょう。水質はアルカリ性に保つようにします。ph8.0前後にすると適応しやすいです。酸素不足にならないように水換えを手早く行います。

水合わせの手順
  1. 水槽のセットが完了したら入手してきたフリソデエビを袋ごと1時間水槽に浮かべて袋と水槽の水温をあわせます。
  2. 袋の水を3分の1捨て、水槽の水を少量入れて40分程おきます。
  3. これを2〜3回繰り返して水質をあわせます。その後フリソデエビを水槽に移し、袋の水は捨てます。

フリソデエビの餌は?1日に与える量は?

ヒトデのみを食べるフリソデエビは、ヒトデの足を切って定期的に水槽に入れて与えます。同じ水槽にヒトデを入れておき、全て食べ終えてから追加しても良いでしょう。ヒトデのみを捕食するので、まとめて別水槽にヒトデを入れておくかヒトデを水槽内で入れて食べさせましょう。最初のうちはヒトデの足を刻んであげると良いです。

水換えの時期は?

7日に1回を目安に下記の手順を参考に汚れた水を交換します。

水換えの方法
  1. 新しい水を用意します。
  2. 蒸発した分を足します。
  3. 比重計を使い、塩分濃度に問題がなければ水換え完了です。

サンゴ岩などのアクセサリー類も定期的に洗うようにして清潔に保つようにしましょう。

フリソデエビはどんな病気になりやすい?予防法は?

フリソデエビはどんな病気になりやすい?予防法は?フリソデエビは丈夫な種類のエビですので、めったに病気にかかりませんが、水質が悪化したままにしておいたり、気温の変化が激しかったりすると体調不良になる場合があります。

フリソデエビが白点病や水カビ病になると手当て薬を使えない場合もありますので、しっかり管理して予防しましょう。葉状に広がるフリソデ部分は柔らかく傷つきやすいので、角ばったライブロックやアクセサリーなどを使用しないようにしましょう。

また、脱皮不全にならないように水温を一定に保つことも大事です。

フリソデエビが餌を食べない原因と対策法

フリソデエビはヒトデしか食べませんが、食べ過ぎると拒食になることもあります。また、水質の変化が激しいと衰弱の原因になりますので、定期的に水換えをして水質を悪化させないようにしましょう。特に梅雨時期や夏場などは、水質が悪化しやすくフリソデエビが弱って餌をたべなくなる場合があるので、いつも以上に注意しましょう。

ヒトデを数匹一緒に入れておくとフリソデエビが自然に自分のペースで餌を食べますので、水槽内のヒトデが全ていなくなったら追加するようにすると消化不良になりにくくなります。

フリソデエビの魅力とは

フリソデエビは美しい見た目とパジャマのようなかわいらしい容姿がアクアリウムでも人気のエビです。餌の入手方法や水温・水質管理のハードルは高いですが、丈夫な点からも海水魚を飼育したい方にも安心して飼育できるエビになります。

こちらの記事を参考に、フリソデエビの飼育に挑戦していただければ幸いです。





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