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ハセマニアの飼育方法:餌は何を食べる?混泳はできる?

ハセマニアは尾びれや背びれに白いポイントが入り、黄色味がかった色合いが鮮やかな熱帯魚です。その美しさから水草水槽にもよくあいインテリアとしてもおしゃれに彩りを添えてくれます。他の魚とも混泳させやすく、初心者の人にも飼育しやすい点もポイントです。

今回は、そんなハセマニアの飼育方法について紹介していきます。

ハセマニアとはどんな魚?

ハセマニアハセマニアはカラシン目カラシン亜科に分類されるブラジル南東部に生息する淡水魚です。寿命は3年ほどで、成長すると4cm前後に成長し小型の熱帯魚になります。食性は肉食よりの雑食性で人工飼料も問題なく食べます。野生の個体は、甲殻類や水生昆虫を捕食して食べて生活しています。

ハセマニアの飼育は難しい?飼い方のポイントは?

ハセマニアは飼育自体は容易で初心者にも飼育しやすいです。しかし、身体が小さいので抵抗力が弱く、病気には注意が必要です。また水槽内の魚のバランスも気をつけたい魚です。警戒心が強い面がありますので隠れ家を複数設置してあげましょう。

ハセマニアと混泳はできる?

ハセマニアは小型の熱帯魚とでしたら混泳可能です。しかし、縄張り意識が強く成熟すると弱い個体を追いかけまわすことがあるため、あまり小型の熱帯魚との混泳はオススメしません。ワンサイズ大きな熱帯魚との混泳が良いでしょう。また、甲殻類などは捕食してしまう危険もあるので混泳はオススメしません。

ハセマニアはどこで販売されてるの?選び方のポイントは?

ハセマニアは水草と相性の良い魚になります。ペットショップでは300円前後で販売されていますが、ネットショップの方が確実に手に入ります。身体にキズのない綺麗な個体を選ぶようにします。

名前:ハセマニア(5匹)

税込価格:702円

販売サイトはこちら

ハセマニアに適した水槽の大きさは?

ハセマニアに適した水槽の大きさは?ハセマニアのみの飼育でしたら小型の水槽で問題ありませんが、水質を保つために30cm以上の水槽で飼育することをオススメします。飼育する際には水槽から飛び出さないようにふたを閉めて飼育するようにします。身体が小さいため水槽から落下してしまうとショック死してしまうことがありますので注意しましょう。上部フィルターを設置して水槽内の水をろ過してあげるとよいですよ。

ハセマニアの飼育に必要なアイテムは?

水槽設置に必要な機材

  • 照明器具
  • ろ過装置
  • ヒーター等
  • 水質調整剤・カルキ抜き
  • エアレーション
  • ガラスブタ
  • 温度計

その他のアイテム

  • 魚用の網
  • ピンセット、バケツ
  • 掃除グッズ
  • 熱帯魚用の人工飼料

砂底は大磯砂などの安価なもので大丈夫です。浄化作用のある砂ですと水換えの手間を軽減することができますよ。

水槽の立ち上げ方

  1. 水道水にカルキ抜きを入れ、透明になるまで待ちます。
  2. 水が泡立たないように静かに入れていきます。水が泡立ってしまうと水中内の汚れが舞ってしまいなかなか水質が安定しないのでやめましょう。
  3. ろ過装置起動、ヒーターをつけて水を循環させ、水槽内の水に酸素を含ませます。その状態で2日程おきましょう。
  4. 酸素が水槽内を循環することにより、バクテリアが発生しフィルターに定着したら水質が安定するので水槽の立ち上げが完了です。

水槽の立ち上げを完了してからハセマニアを入手して水合わせをしましょう。

水合わせの手順は?ハセマニアに適した水温・水質は?

ハセマニアに適した水温は25℃です。冬場の水温低下に注意しましょう。水質は中性でph7.0前後を保ちましょう。

  1. 水槽のセットが完了したら入手してきたハセマニアを袋ごと1時間水槽に浮かべて袋と水槽の水温をあわせます。
  2. 袋の水を3分の1捨て、水槽の水を少量入れて40分程おきます。
  3. 2を2〜3回繰り返して水質をあわせます。その後ハセマニアを水槽に移し、袋の水は捨てます。

ハセマニアの餌は?1日に与える量は頻度は?

ハセマニアには1日2回食べきれる量の人工飼料を与えましょう。赤虫やイトミミズなども好んで食べますので、ときどき与えると喜びますよ。

水換えの時期は?手順は?

7日に1回を目安に下記の手順を参考に汚れた水を交換します。

  1. 新しい水を用意します。
  2. 3分の1の水を排出します。
  3. 水質に問題がなければ水換えを完了です。

砂利などにゴミがたまらないようにアクセサリー類も定期的にブラシなどで掃除をして水質が悪化しないように気をつけましょう。

ハセマニアを飼育する上での注意点は?どんな病気にかかりやすい?

ハセマニアを飼育する上での注意点は?どんな病気にかかりやすい?ハセマニアは水換えや水合わせの際にストレスから白点病を発症してしまう可能性があります。水あわせの際には時間をかけて身体の負担にならないように徐々に慣らすようにしましょう。

警戒心が強く、縄張り意識も強いので隠れ家を設置し、混泳相手と喧嘩しないように水槽内のバランスを調整しながら飼育するようにします。

ハセマニアが餌を食べない原因と対処法

消化不良

ハセマニアは1回の給餌でそこまで餌を食べないので少量ずつ与えます。腹部が変に膨らんでいたり、底でじっとしていたりする場合は消化不良の可能性がありますのでしっかり確認しましょう。弱った個体は隔離して経過観察を行い、絶食させます。

水質の悪化

水質が悪化して病気になっても餌を食べなくなりますので水質管理は定期的に行い水槽の環境を改善してあげます。

ストレス

混泳相手との相性の悪さからストレスを感じて拒食になることもありますので混泳相手は少なめに入れ、余裕のある飼育スペースにします。

ハセマニアの魅力とは

ハセマニアは色合いもよく、大変見栄えのよい熱帯魚です。初心者にも始めやすい魚で小型水槽での飼育も可能ですから気軽に始められるのもポイントです。お洒落な水草水槽にもぴったりの魚ですので是非飼育してみて下さい。とくにネオンテトラやグッピーとの混泳は大変美しいですよ。





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