コンゴテトラは、カラフルな体と長めのひらひらしたヒレが綺麗な人気のある熱帯魚です。名前の「コンゴ」はコンゴ共和国に分布しているところからその名前がついたんですよ。

今回は、そんなコンゴテトラの飼育方法について紹介していきます。

コンゴテトラとは？寿命はどのくらい？

コンゴテトラはカラシン目アレステレス科に分類される熱帯魚です。主に観賞魚として流通している魚で、東南アジアを中心にブリードされています。野生の個体はコンゴや中央アフリカに分布しています。寿命は3年ほどで、成長すると10cm前後に成長します。食性は草食性の強い雑食性で水草を好んで食べます。

コンゴテトラのオスはカラフルな色合いをしていますが、メスは控えめな色合いでオスメス違いがあります。

コンゴテトラの飼育は難しい？繁殖は楽しめる？

コンゴテトラは丈夫なので水温の管理をしっかり行えば初心者の人でも飼育できます。また、ペアで飼育することで繁殖もできますよ。

コンゴテトラと混泳はできる？

コンゴテトラは同サイズの例えばネオンテトラなどの熱帯魚とでしたら混泳が可能です。縄張り意識が強い魚ですので、同種同士で混泳させる場合には隠れ家を複数用意して逃げ場を作ってあげましょう。気の強い魚や肉食との混泳は怪我をしてしまう恐れがあります。

コンゴテトラはどこで販売されてるの？購入するときの選び方は？

コンゴテトラはペットショップや通販などから900円前後で購入できます。比較的手に入りやすく飼育を始めるのは簡単です。選び方のポイントは、色合いが綺麗でヒレが欠けていない個体を購入すると良いでしょう。

名前：コンゴテトラ（1匹）

税込価格：736円

販売サイトはこちら

コンゴテトラに適した水槽の大きさは60cm

コンゴテトラのみ終生飼育するのなら45cm前後の水槽で問題ありませんが、は隠れ家や流木を入れるために60cm以上の広めの水槽を用意してあげるとよいですよ。柔らかな水草は食べてしまうので、水草水槽とは別の水槽で飼育しましょう。上部フィルターなど上につけるろ過装置を使用するのがオススメですよ。

コンゴテトラの飼育に必要なアイテムは？

水槽以外には下記のような機材を用意しましょう。

水槽設置に必要な機材

その他の道具

砂底はどのようなタイプでも問題ありません。浄化作用のある砂ですと水換えの手間を軽減することができますよ。

飼育準備：水槽の立ち上げ方

水槽の立ち上げを完了してからコンゴテトラを入手して水合わせをしましょう。

水合わせの手順は？コンゴテトラに適した水温・水質は？

コンゴテトラに適した水温は23℃〜25℃です。激しい水温の変化には注意しましょう。水質は中性ph6.5前後を保ちます。

水合わせの手順

コンゴテトラの餌は？1日に与える量や頻度は？

コンゴテトラの餌は、1日2回食べきれる量の人工飼料を与えましょう。1度の給餌に食べる量は少ないので、少量ずつ複数回にわけて与えましょう。

水換えの方法は？時期は？

7日に1回を目安に下記の手順を参考に汚れた水を交換します。

アクセサリーや砂利などにゴミがたまらないように定期的に掃除をして水質が悪化しないように気をつけましょう。

コンゴテトラを飼育する上での注意点は？病気は？

白点病

コンゴテトラは白点病にかかりやすい面があるので水質を悪化させないように定期的に水換えをしましょう。病気になってしまったコンゴテトラは隔離して薬浴などで手当てしましょう。

ストレス

混泳相手とのストレスから喧嘩して怪我をすることがありますので様子を見ながら水槽内で混泳させるようにします。

水温の急激な変化

高温・低温どちらも苦手なので温度が急激に変化しないようにクーラーやヒーターを季節により使い分けましょう。

コンゴテトラが餌を食べない原因は？

消化不良

コンゴテトラは小食の魚ですので与えすぎに注意しましょう。複数回にわけて、あたえるようにして消化不良を防止しましょう。

餌の種類を変える

赤虫や藻類を好んで食べますのでおやつがわりに人工飼料と併用して与えると食いつきがよくなります。ただ、与えすぎると消化不良から拒食になってしまうこともありますので気をつけましょう。水草もよく食べますので入れてあげると良いですが、観賞目的で水草を入れている場合は食べられてしまう場合がありますので注意しましょう。

コンゴテトラの魅力とは

コンゴテトラはカラフルで見ていて癒やされる綺麗な熱帯魚です。繁殖も容易なので育て甲斐がありますよ。熱帯魚を飼育したい初心者方にもオススメですよ。