バタフライフィッシュ(パントドン)の飼育方法:餌は何食べる?寿命はどのくらい?

バタフライフィッシュ(別名:パントドン)は、南米(なんべい)に生息する淡水魚で、身体はその名の通りチョウを思わせる背ビレ、胸ビレをしています。見た目の派手さからも観賞魚として人気が高く、生きた化石とも言われています。

今回は、バタフライフィッシュの飼育方法や飼い方の注意点などについてご紹介していきます。

バタフライフィッシュとは?寿命はどのくらい?


バタフライフィッシュはアフリカ大陸西部の酸性の水域に生息しており、落ち葉が水面を覆っている、水流の弱い場所で生息が確認されています。

寿命は4年前後で、成長すると全長15cm程になり、腹ビレがチョウのような形をしています。

混泳はできる?

混泳は肉食魚なので上部まで泳いでくる小型の魚は捕食されてしまいます。底性の魚との混泳が良いでしょう。ほとんど動き回らない魚ですので、動きの速い魚との混泳は苦手です。

バタフライフィッシュの飼育は簡単?

バタフライフィッシュは水質の変化にも強く初心者にも飼いやすい魚ですが、バタフライフィッシュの飼育にはいくつかのポイントがあります。その形状から背ビレなどが傷つきやすいですので、配慮が必要です。

給餌も慣れるまで餌を食べてくれず、口元に餌を運ぶ形で与えます。慣れるまで暴れる可能性がありますが、根気よく与えます。

バタフライフィッシュを購入するときの選び方は?

バタフライフィッシュは2000円前後で販売されています。購入のポイントはヒレを広げた際に欠けた部分がなく、きれいなこと、発色の良い個体を選びましょう。臆病な性格ですので、静かに持ち運びしましょう。

バタフライフィッシュの飼育に適した水槽は?

バタフライフィッシュの飼育に適した水槽は?水槽は60cm以上のものが良いです。古代魚の仲間ではそこまで大きくならないのですが混泳させる魚の数に水槽を合わせましょう。浮草を浮かべてあげると落ち着いてくれますよ。

水槽以外に準備するものは?

バタフライフィッシュを飼育する上で必要なものは以下のアイテムです。

  • カルキ抜き
  • ろ過フィルター
  • 肉食魚の餌、赤虫等
  • 重さのあるフタ
  • 温度計
  • 浮草

底砂は細かい砂利が良いでしょう。砂のような細かいものも落ち着きます。

またバタフライフィッシュは水面にいることが多く、水面の動きに反応して餌を取ろうとしますので、飛び出し事故が多い魚になります。しっかりとした作りのフタを設置しましょう。また浮草は枯れたら定期的に新しいものに取り換え、水の腐敗を防ぎます。

水槽の立ち上げ方は?

  1. 水槽を購入してきたら一度洗って、天日干しして完全に乾かします。
  2. カルキ抜きを入れて少し置きます。
  3. 洗った砂利を入れて水が透明になったら水を静かに入れます。
  4. 水温は25℃〜27℃にセットします。
  5. 水を入れたらフィルターを起動させて水を循環させて酸素を流し、バクテリアを発生させてフィルターに定着させます。
  6. 水が完成するまで2日ほどかかります。最低でも一晩はおきましょう。
  7. 水質は酸性を好みますので、酸性〜中性に設定します。

バタフライフィッシュ水槽に入れるまでの手順は?

水槽のセットが完了したら購入してきたバタフライフィッシュを袋ごと水槽に浮かべ、水槽の水と袋の中水温を一緒にしてください。

水温が同じになったら次に袋の水を3分の1捨てて水槽の水を足します。そのまま40分程置いて2、3回同じように繰り返します。水質が同じになったらバタフライフィッシュのみを水槽に移します。袋の水は捨てます。

暴れて身体を傷つける恐れがあるので静かに手早く交換します。

餌は何人工飼料で大丈夫?何を食べるの?

餌は人工飼料を与えて問題ありませんが、慣れるまで時間がかかります。ピンセットで口元に持っていき徐々に慣らしましょう。人工飼料に慣れない間は生き餌を混ぜて与えます。生き餌の方が食いつきは良いですが、それだけしか食べなくなってしまいコストがかかるので人工飼料に慣らすことをおすすめします。

1日の餌の量や水槽の水換え時期と方法は?

1日の餌の量や回数は?

1日2回複数回に分けてピンセットで与えます。なれてくると入れた水面に反応して自分から食べてくれます。慣れるまで時間がかかるので根気強く続けましょう。

水換えの時期は?

1週間に1回水槽の3分の1新しい水に交換します。全量交換してしまうと魚がびっくりしますので、前の水も少し残します。水が白っぽく濁る場合にはバクテリアが足りないことがありますので、市販のバクテリアやカキ殻を足すと水質が安定して良いでしょう。

バタフライフィッシュを飼育する上での注意点

バタフライフィッシュを飼育する上での注意点バタフライフィッシュは普段ほとんど動かないので健康チェックは難しいです。バタフライフィッシュが激しく動いて泳いでいる場合は、水質が悪化しているか何らかのストレスがかかっている場合があり注意が必要です。

水換えをするなどして対応しましょう。またバタフライフィッシュは特徴的なヒレの形状から菌に感染しやすい魚です。定期的な水換えをして水質を悪化させないようにしましょう。また水温の上がりすぎも、よくありませんので、温度計により管理をします。

餌を食べない場合はどうする?

バタフライフィッシュの課題は給餌で、環境に慣れないと全く食べてくれない個体もいます。また水流がある水槽は苦手で、少しでも水面が揺れているとストレスがかかり餌を食べません。赤虫やクリルなどを最初のうちは与えて様子を見ましょう。

また混泳している魚が忙しかったりするとストレスで衰弱してしまうことがあります。他の魚と隔離してバタフライフィッシュが落ち着ける環境を作ることで餌も食べてくれるでしょう。身体に傷がないかもチェックします。

バタフライフィッシュを飼育する魅力

バタフライフィッシュはその特徴的な形状から非常に人気の高い古代魚です。別名パントドンという名前でも知られている魚で、落ち葉に類似した身体は面白みがあります。

このページを参考にバタフライフィッシュに興味を持っていただけたら幸いです。





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