ニューゴールドネオンの飼育方法：飼い方のポイントは？餌は？
ニューゴールドネオンは、ネオンテトラを品種改良して作られた新しい熱帯魚です。青みがかった体色のネオンテトラとは対照的で、透明に近いピンクの光沢が美しく、光り輝く色合いから名前が付けられたんですよ。ネオンテトラ同様に飼育しやすい熱帯魚の入門魚としてもオススメの魚です。
今回は、そんなニューゴールドネオンの飼育方法についてご紹介していきます。
目次
- 1 ニューゴールドネオンとは？寿命はどのくらい？
- 2 ニューゴールドネオンの飼育は難しい？飼うときのコツは？
- 3 ニューゴールドネオンとの混泳はできる？
- 4 ニューゴールドネオンの価格は？選び方のポイントは？
- 5 ニューゴールドネオンに適した水槽の大きさは？
- 6 ニューゴールドネオンの飼育に必要なアイテムは？
- 7 水槽の立ち上げ方は？
- 8 水合わせの手順は？ニューゴールドネオンに適した水温や水質は？
- 9 水換えの時期は？
- 10 ニューゴールドネオンの餌は？1日に与える頻度は？
- 11 ニューゴールドネオンを飼育する上での注意点は？どんな病気にかかる？
- 12 ニューゴールドネオンが餌を食べない原因と対処法は？
- 13 ニューゴールドネオンの魅力とは
ニューゴールドネオンとは？寿命はどのくらい？
画像元：楽天市場
ニューゴールドネオンはカラシン目カラシン科に分類される改良された淡水魚です。主に東南アジアでブリードされた個体がペットショップに観賞魚として流通しており、人の手により作出された種類になります。寿命は1〜3年前後で、成長すると3cm前後に成長します。食性は草食性よりの雑食性で、人工飼料も問題なく食べますよ。
ニューゴールドネオンの飼育は難しい？飼うときのコツは？
ニューゴールドネオンは丈夫なので初心者の人にもおすすめの熱帯魚です。温度管理をしっかりすることで、繁殖に挑戦することも可能ですよ。群れて泳ぐのが綺麗な種類の魚ですので、複数での飼育するとステキな水槽になりますよ。
ニューゴールドネオンとの混泳はできる？
ニューゴールドネオンは穏やかな魚ですので様々な熱帯魚との混泳が楽しめます。グッピーなどのカラフルな同じ小型熱帯魚との混泳は水槽の見栄えも良くなりオススメです。肉食魚や気の強い魚との混泳はニューゴールドネオンが攻撃されてしまうことがありますので混泳は避けましょう。エビなどの甲殻類との混泳も可能ですが、サイズを揃えるようにします。
ニューゴールドネオンの価格は？選び方のポイントは？
ニューゴールドネオンはペットショップや通販などで300円前後での購入できる魚です。複数で販売している店舗もありますので、何匹ニューゴールドネオンを欲しいのか検討してから購入しましょう。
名前：ニューゴールドネオン（5匹）
税込価格：855円
ニューゴールドネオンに適した水槽の大きさは？
ニューゴールドネオンのみでしたら30cm程度の小型水槽でも終生飼育が可能です。しかし、他の魚と混泳させる場合や水草などで飾り付けしたい場合には、水質が悪化しにくいという点からも45cmほどの大きめの水槽の購入が良いでしょう。上部フィルターやヒーターも設置しましょう。
ニューゴールドネオンの飼育に必要なアイテムは？
水槽以外には下記のような機材を用意しましょう。
水槽設置に必要な機材
- 照明器具
- ろ過装置
- ヒーター等
- 水質調整剤・カルキ抜き
- エアレーション
- ガラスブタ
- 温度計
その他の道具
- 魚用の網
- ピンセット、バケツ
- 掃除グッズ
- 熱帯魚用の人工飼料
砂底は細かい粒のものがオススメです。浄化作用のある砂ですと水換えの手間を軽減することができますよ。
水槽の立ち上げ方は？
- 水道水にカルキ抜きを入れ、透明になるまで待ちます。
- 水が泡立たないように静かに入れていきます。水が泡立ってしまうと水中内の汚れが舞ってしまいなかなか水質が安定しないのでやめましょう。
- ろ過装置起動、ヒーターをつけて水を循環させ、水槽内の水に酸素を含ませます。その状態で２日程おきましょう。
- 酸素が水槽内を循環することにより、バクテリアが発生しフィルターに定着したら水質が安定するので水槽の立ち上げが完了です。
水槽の立ち上げを完了してからニューゴールドネオンを入手して水合わせをしましょう。
水合わせの手順は？ニューゴールドネオンに適した水温や水質は？
ニューゴールドネオンに適した水温は25〜27℃です。冬場の水温低下に注意しましょう。水質は弱酸性でph7.5前後に設定します。
水合わせの手順
- 水槽のセットが完了したら入手してきたニューゴールドネオンを袋ごと1時間水槽に浮かべて袋と水槽の水温をあわせます。
- 袋の水を3分の1捨て、水槽の水を少量入れて40分程おきます。
- 2を2〜3回繰り返して水質をあわせます。その後ニューゴールドネオンを水槽に移し、袋の水は捨てます。
水換えの時期は？
7日に1回を目安に下記の手順を参考に汚れた水を交換します。
- 新しい水を用意します。
- 3分の1の水を排出します。
- 水質に問題がなければ水換えを完了です。
砂利などにゴミがたまらないようにアクセサリーも定期的に掃除をして水質が悪化しないように気をつけましょう。
ニューゴールドネオンの餌は？1日に与える頻度は？
ニューゴールドネオンの餌は、人工飼料で問題ありません。粒が小さいものを選びましょう。ときどき赤虫やイトミミズなどをおやつがわりに与えると喜んで食べます。1日2回2～3分程度で食べきれる量の人工飼料を与えましょう。
ニューゴールドネオンを飼育する上での注意点は？どんな病気にかかる？
白点病
ニューゴールドネオンは丈夫な魚ですが、免疫力が弱い部分がありますので、水質が悪化するとすぐに白点病などにかかってしまうことがあります。白点病になると回復せずに死んでしまうことが多いので、水換えを定期的に行い、水質を安定させるようにし病気にさせないことが大事です。また、白点病などに感染した場合は集団で感染することが多いので水槽ごと薬浴するようにしましょう。
水温の低下
冬場の気温が下がる時期は体調不良になりやすいので、ヒーターを使用しますがヒーターでやけどして死んでしまうこともありますので、ヒーターにはカバーをつけましょう。
ニューゴールドネオンが餌を食べない原因と対処法は？
ニューゴールドネオンは赤虫など与えすぎると消化不良から拒食になってしまうことがあります。残した餌はその都度取り除くようにして水質が悪化しないように気をつけましょう。腐敗した餌を食べてしまうと突然死の原因にもなりますので餌の量は少なめで複数回にわけて与えるのがベストです。雑食性ですのでなんでもよく食べますが、動物性たんぱく質は与えすぎると肥満や体調不良の原因になりますので注意してください。
他の魚に邪魔されて餌を食べられない場合には餌を複数回に分けて与えるか他の魚と隔離して飼育します。
ニューゴールドネオンの魅力とは
ニューゴールドネオンは新しめの観賞魚で珍しさと華やかさを兼ね備えた熱帯魚になります。アクアリウムをはじめたい入門編の魚としてもおすすめで、価格もリーズナブルなのが嬉しいですね。寒さには弱いのでヒーターを利用して飼育してあげましょう。
