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水槽用ヒーターの電気代はいくらかかるの?節電方法は?

水槽用ヒーターは、熱帯魚の飼育には欠かせないアイテムの一つです。飼育水を温かく保つだけでなく、病気手当ての一環として水温を上げる際にも役立ちます。便利な半面、電気代がかかることがネックですが、工夫次第で節電することもできますよ。

今回は、水槽用ヒーターの役割や電気代、節電の方法などについてご紹介します。

水槽用ヒーターの役割は?

水槽用ヒーターの役割は?水槽用ヒーターには、飼育水を加熱する役割があります。水温を上げることは可能ですが、水温を下げたり、水温を一定に保ったりする働きはありません。このため、ヒーターを単体で使用するのではなく、温度調節機能が備わったサーモスタットと併用する必要があります。

サーモスタットには、センサーによって水温を感知し、必要に応じて電源を切り替えるなど水温を一定に保つ働きがあります。市販されている水槽用ヒーターには、ヒーターにサーモスタットが内蔵されている製品、ヒーターとサーモスタットが分離している製品がありますので、自分の飼育環境に合った製品を購入しましょう。

水槽用ヒーターにはどんな種類があるの?

水槽用のヒーターには、主に次のような種類があります。

1.温度固定型オートヒーター

水温を一定に保つヒーターのことで、オートヒーターとも呼ばれます。最もポピュラーなのは26度に保つタイプですが、金魚用に18度、メダカ用に23度など魚のジャンルごとに特化した製品も販売されています。

メリット
  • 安価で取り扱いがシンプル
  • 配線が少ないため目立ちにくく、小型水槽にも適している
デメリット
  • 水温が固定されているため、温度を自由に変更できない
  • サーモスタットが内蔵されているため、故障や交換時に全て取り換える必要がある

2.温度可変式一体型ヒーター

温度固定型オートヒーターに水温調整機能を加えたタイプです。

メリット
  • 設定温度を変更できる
  • 構造がシンプルなため設置しやすく、目立ちにくい
デメリット
  • オートヒーターに比べて値段が高い
  • サーモスタット・水質調節機能が内蔵されているため、故障や交換時に丸ごと取り換える必要がある

3.ヒーター・サーモスタットの分離型

ヒーターとサーモスタットが分離しているタイプの製品。ヒーターとサーモスタットを別々に用意して使用します。

メリット
  • 水温調節が可能
  • 故障や交換時には必要部分のみの取り換えが可能なため、コスパがよく長期使用にも向いている
デメリット
  • ヒーターとサーモスタットを別々に購入するため、初期費用が割高である
  • 配線が多いため設置しにくく、外観を損ねやすい

上記のほかに、水槽の下に敷いて使用するパネルヒーターなども販売されています。ヒーターを購入する際は、水槽のサイズや飼育環境、飼育する魚などを考慮して選びましょう。また、空だき防止機能など、火災予防機能が備わった、安全性の高い製品を選ぶことも重要です。

水槽用ヒーターの電気代は?W数で違うの?

水槽用ヒーターの電気代は?W数で違うの?水槽用ヒーターにかかる電気代は、ワット数と稼働時間、電気の基本料金によって異なります。具体的には、「ヒーターの消費電力(ワット数)÷1000×稼働時間×1kWhあたりの料金」で一日の電気代を計算することができます。なお、電気使用量の単位がkWh(キロワット)なので、単位をそろえるため1000で割って計算します。

一般的にポピュラーな60cm水槽の場合、適切なワット数は150Wといわれていますので、基本料金を27円とし、一日に10時間稼働させたとして計算すると、150(ワット)÷1000×10(時間)×27(円)=40.5(円/日)となります。毎日ヒーターを使用した場合は一か月1,215円程度の電気代がかかることになりますが、照明やろ過フィルターなど他の装置と比べると割高な金額です。なお、ワット数は水槽サイズによって異なりますので、水槽が大きくなるとヒーターの消費電力も増えることになります。

水槽用ヒーターの節電方法

水槽用ヒーターの節電方法水槽用ヒーターの使用には電気代がかかりますが、工夫次第で節電することも可能です。

水槽の設置場所に注意する

日当たりのいい部屋やエアコンのある部屋など、暖かい場所に水槽を設置することで省エネにつながります。また、窓際は冷えやすいため、窓から離れた壁際などがおすすめです。

断熱材を使用する

水槽の底面に断熱シートや発泡スチロールなどを敷き、ガラス面を保温シートなどで覆います。水温の低下を防ぎ、電力の消費を抑えることにも期待できます。最近では、ネットショップなどで水槽用の断熱材が販売されていますのでチェックしてみてください。

その他の節電方法

より大きなワット数のヒーターを使用して稼働時間を短縮する方法もあるようです。短時間で水温が上昇するため節電には期待できそうですが、水温が急変することで生体の体調に影響を及ぼす恐れがあるため、あまりおすすめできません。

ヒーターが必要な魚は?

ヒーターが必要な魚は?水槽用ヒーターが必要な魚は、グッピーやエンゼルフィッシュ、クマノミやディスカスなどの熱帯魚です。これらの魚は原産地が熱帯地域であることが多いため、水温を25度前後に保って飼育する必要があります。熱帯魚のほかに、金魚などの飼育に用いることもあります。特に、冬の間は水温を温かく保った方が健康的に育つといわれているため、必要に応じてヒーターを使用しましょう。また、メダカを繁殖させたい場合は、産卵を促すためにヒーターで水温を保つことが効果的です。

ヒーターがなくても大丈夫な魚は?

ヒーターがなくても大丈夫な魚は?ヒーターを使用しなくても飼育できる魚は、アカヒレやメダカなどの魚です。特にアカヒレは適応力が高く、低温にも強いためヒーターのない水槽での飼育に向いています。メダカも低温に強く、マイナス0度程度になると冬眠する性質を持っているため、ヒーターがない環境でも越冬が可能です。しかし、うまく冬眠できなかった場合はそのまま死んでしまうこともあるため注意が必要です。メダカに限らず、多くの魚は水温が下がり過ぎると体調を崩しやすく、病気にもかかりやすくなるので、できるだけ温かい水温で育成することをおすすめします。

まとめ

熱帯魚の飼育に欠かせない水槽用ヒーター。電気代も気になりますが、生体の健康を優先してうまく取り入れたいですね。省エネ対策を行えば節電も可能です。ここでご紹介した内容を参考に、ヒーターを活用して熱帯魚の育成に役立ててくださいね。





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